アフタヌーンティの時間
滞在しているアーユルヴェーダの施設では、アフタヌーンティのサービスがあります。3時半になると食堂スタッフがチャイとビスケットを部屋に届けてくれます。冷めると美味しくないからと、淹れたてのチャイを持ってきてくれるのです。ちょうど午後の施術も終えて全身の力が抜けた状態で、ベランダで緑を見ながら濃くて甘いチャイを頂くのは至福のひとときです。食事も治療の一環なので、外からの食べ物の持ち込みは禁止されています。なので口にできる甘いと言えば、チャイとビスケットだけなのです。
インドのチャイ
「うわー、濃い~っ!!!」
初めてチャイを飲んだ時はびっくりしました。色もココアみたいですごく濃いんです。
そう言えば以前、ネパール人からチャイの作り方を教わったときに、「日本の紅茶は薄いから」と1杯のチャイにティーバッグを3つも入れてたのを思い出しました。私が知っている紅茶とは別の飲み物のようですが、なんだかクセになる味です。
ちなみにインドでチャイと言えば普通のミルクティーのことで、ショウガ、カルダモン、シナモンなどのスパイスが入っているのはマサラチャイと言います。
チャイの作り方
施設の食堂スタッフ直伝のチャイの作り方をご紹介します。簡単なのでぜひ作ってみて下さい。これでもかというほど紅茶を濃く煮出すのがコツです。スパイスを入れたマサラチャイは体がポカポカと温まって冬は最高です。
材料:2人分
・紅茶の茶葉 大さじ1.5杯 または ティーバッグ3~4個
・水 200㏄
・牛乳 200cc
・砂糖 お好みで
※マサラチャイにする場合は、
・スパイス(シナモン、ジンジャー、カルダモン)各 小さじ1/2杯
作り方
①鍋にお湯を沸かし、沸騰したら紅茶の葉(マサラチャイの場合はスパイスも)を入れて5分煮だす。
②牛乳を加えて再度沸騰したら、弱火で5分煮る。(煮こぼれに注意!)
③好みで砂糖を加えて出来上がり。
私はマサラチャイ用のスパイスミックスを使っています。これを入れてミルクティを作るだけで本格的なマサラチャイになるので便利です。
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