舌みがきで簡単なデトックス

暮らしとアーユルヴェーダ

舌みがきとは

 アーユルヴェーダでは、睡眠中に口の中に体内の老廃物がたまると言われています。これを取り除かないと毒素が体内に戻ってしまうので、健康を保つために起床後に舌の掃除をします。私は毎朝やっていますが、とても気持ちが良いですよ!

 食べ過ぎた日の次の朝だったり、体調が悪いと舌苔の量が増えたりするので体調管理になります。 また、舌苔の色でドーシャ(体質のようなもの)のアンバランスを知ることもできます。


・白い時:重さや停滞のエネルギーを表すカパが増えているかもしれません。
 → 体を温めて適度な運動をするのがお勧め。

・黒っぽい時:乾燥や動きのエネルギーを表すヴァータが増えているかもしれません。
 → 温かいものを食べてゆっくり休みましょう。

・黄色っぽい時:熱や変換のエネルギーを表すピッタが増えているかもしれません。
→ 辛いものや酸っぱいものを避けた方が良いそうです。

舌みがきの効果

 舌みがきをすると口がとてもスッキリだけではなく、いろいろな効果があって良いことずくめです。
① 免疫力UP
② 味覚が高まる
③ 唾液が分泌されて消化力UP
④ 口臭予防

舌みがきのやり方

 舌みがきのやり方はとても簡単です。鏡を見ながら舌を出して、専用のスクレーパー(または大き目のスプーン)で、舌の奥から手前に優しく数回こするだけです。強くこすり過ぎないように気をつけて下さい。また、歯ブラシで舌苔を取ろうとすると、逆に舌のひだの中に舌苔が入り込んでしまう場合があるので止めた方がいいそうです。

  舌みがきをする時帯帯は朝起きた直後が一番よく、回数は一日2回までだそうです。やりすぎでも良くないみたいですね。

おススメのタングスクレーパー

 私のおススメは銅製のタングスクレーパー(写真右)です。インドで頂いたもの(写真左)に比べて、カーブしている部分が広くなっているのが分かりますか?銅製は殺菌効果もあると聞いてこれを選びました。日本の職人さん手作りりしたものなので、Amazon や楽天などでも購入することができます。

たびこのプロフィール
たびこ

 「30歳までに30ヵ国を旅行する!」と決め、20代終わりに公務員を辞めて中南米コスタリカに旅立つ。約2年バックパック一つで中南米15ヵ国を旅して、30歳までに30ヵ国の目標をクリア!
 帰国してから8年ほど専業主婦として3人の子育てに専念しながら、家族と日本国内をあちこち旅する。その後は"旅する会社員"として休暇を利用して旅を続けている。最近はテレワークを活用して、海外に長期滞在もできるようになった。
 旅の目的地は観光地よりも、現地の人々が普通に暮らす場所が好き。ローカルな食べ物は昆虫でも何でも挑戦。

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